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六本木ヒルズレジデンスにおける震災への取り組み
March 27, 2015
森ビルの物件に施されている綿密な震災対策については以前にもブログでご紹介したことがあります。物件それぞれの特性に合わせた制振・免震技術が取り入れられているほか、震災対策は多岐にわたります。
東日本大震災から4年経った3月11日、六本木ヒルズレジデンスにおける震災への取り組みについて、初めてメディア向けに説明会が行われるということで、私も記者の皆さんに同行して参加してきました。
当日は約15社のメディア関係者が参加。大地震が起きた際、フロントスタッフによるバイリンガルの館内放送により外国人も安心できること、お部屋の中で最低1週間は生活できるように居住者に配られるエマージェンシーキット(非常用備品キット)など、様々な取り組みを聞くことができました。
それらの中でも特に印象に残ったことは、六本木ヒルズレジデンスでは大地震においても電力が途切れることがないということ。なぜなら、六本木ヒルズレジデンスへは、六本木ヒルズ自家発電による安定的な電力供給を行われており、電力会社の電力供給がストップした場合も影響を受けないから。つまり大地震の場合も自宅の冷蔵庫や照明などの電化製品の使用を継続できるのです。
そして震災への取り組みについての説明を聞いたあと、私たちは六本木ヒルズアリーナに出て体験訓練に参加しました。ここでは森ビルが六本木ヒルズ総合震災訓練を実施し、オフィスワーカー、住民ら総勢900名超が参加していました。
ここにはさまざまなコーナーが用意されており、応急手当、心肺蘇生、避難用椅子の使い方、煙体験ハウスを使っての煙の中での避難の仕方を体験することができるようになっていました。訓練には麻布消防署員も駆けつけ、参加者の質問に答えたり、非常食を配布したりと活躍している様子でした。
私は心肺蘇生訓練に参加し、AEDを使っての心肺蘇生法を学びました。指導にあたってくださった社員の方はとてもフレンドリーで知識も豊富。とても身になる体験だったので、個人的に心肺蘇生法の資格を取得してみようかなという気になりました。
ケリー