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東京の真ん中で自然を探索
June 23, 2015
5月下旬のある晴れた土曜日の朝、私はMORI LIVING居住者のグループに交じって、アークヒルズ仙石山レジデンスで開催された「英語で楽しむヒルズいきものWEEKS」というイベントに参加しました。当日は幅広い年代や出身国の方たちが参加。この日は、自然を探索するにはこの上なく素晴らしいお天気にも恵まれ、アークヒルズ周辺では、都心というロケーションにもかかわらず、たくさんの自然が見られることをイベントに参加して知ることができました。
探索は「こげらの庭」の芝生からスタート。私たちのガイドを務めてくださったのは、日本生態系協会の研究員でもある方です。まずは、ガイドの誘導に沿い、周辺を注意深く観察。自然の中に存在する特定の色や香りを探し出すワークショップでした。香りを探し当てるのは思いのほか難しかったですが、普段と違った方法で自然を感じてみるのにはぴったりでした。
つづいて「しいのき坂」に移動。日本で親しまれている木々について、そしてその木々の葉を食べる昆虫について学習しました。皆が楽しんでいたのは、葉っぱの上に紙を敷き、上から鉛筆でこすることで模様を紙に浮き出させるアクティビティー。思わず私も没頭してしまうほど楽しいものでしたが、さまざまな木々の葉の特徴の違いを知るのにもとても有意義な体験でした。
終盤にさしかかり、暑さと喉の渇きを感じてきた頃、今度は屋内に移動してスライドショーで本日のおさらい。ガイドは、これまでの内容を復習しつつ、いくつか面白い情報も新たに付け加えて説明してくれました。イベントのあとには、日本固有の植物の種が入った袋をお土産に。各自、家で育てられるようにということです。楽しくて、ためになるイベントの締めくくりにぴったりのお土産でした。
ケリー