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MORI LIVING Diary
六本木アートナイトに見る「身体性」
May 21, 2014
私が六本木エリアに住んでいて楽しいと感じるのは、街が少しも立ち止まることなく動いているということ。人々はいつも活動的で、地域そのものも常に変化しています。
私が毎年楽しみにしているエリアイベント「六本木アートナイト」の今年のテーマが「動け、カラダ!」だと知った時、なんとこの街にお似合いなテーマなのだろうと思いました。
もちろん、アートナイトは私の期待を上回る内容でした。
その日、けやき坂から六本木ヒルズアリーナ方面に向かっていると、ドラムのリズムが耳に入ってきました。
この日のために「カラダひとつ劇場」と名付けられたその場所に到着した私は、日本、ブラジル、韓国といった幅広い地域の影響を受けた力強い音楽や踊りのパフォーマンスに出迎えられ、思わず顔がほころび、音楽に合わせて手拍子をせずにはいられませんでした。
夜、同じ場所で行われたクワイエット・ディスコのパフォーマンスでは、ヘッドフォンを付けて、周囲には聞こえることのない音楽に合わせて踊る参加者の姿が。これは音と動きの関係性に新たな視点をもたらした面白いコンセプトでした。
過去のアートナイト同様、六本木の街中(屋外・屋内)には数々の作品が展示されていました。しかし、今回は、路上で行われるパレードであったり、音楽やダンスのパフォーマンスであったり、大きな段ボールブロックを使ったコラボレーション型のまちづくりゲームであったりと、体験型の要素もたくさん見られました。
六本木アートナイトを探検するのは本当に楽しく、時間が過ぎるのを忘れてしまい、いつの間にか真夜中になっていたほど。これはイベントが充実していたことの証です!
ケリー