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麻布十番納涼まつり:食のフェスティバル
August 24, 2010
日本の食文化は世界に誇れる素晴らしいものです。文字どおりあらゆる好みと予算に合わせたレストランが毎年次々と登場します。日本人が食という芸術を愛する国民である証拠のように思えます。そして東京の食の醍醐味は街中にあるレストランに限りません。ご近所の街角にも素晴らしい食文化があるのです。 私が毎年楽しみにしていることの1つに「麻布十番納涼まつり」があります。8月の第3週の週末、普段は静かなこの小さな町の通りが、何百という屋台と何万という人々でごった返します。お盆特有の蒸し暑さにもめげず、私は毎年この人気行事を訪れ、人の波に合流するのです。 日本の野外フェスティバルの多くと同様に「麻布十番納涼まつり」の楽しみのひとつは食べ物です。今年は、恒例の国際バザールの会場が建築中で閉鎖していたのですが、その代わりに街中の屋台は大賑わい。 タコ焼き、お好み焼き、焼きそばに加えて、割り箸が刺さった日本独特の各種スナックが飛ぶように売れていました。私のお気に入りは「トウモロコシのしょうゆ焼き」です。これは日本発の、とても簡単で香ばしく、美味しい食べ方ですが、未だに海外に進出していないのはいつもながら驚きです。海外市場でもヒット間違い無しなのに! 長い一日の終わりに足が痛くなり始めて、思いのほか歩き回ったことに気がつきました。美味しい食べ物を詰め込んだお腹は一杯ですが、最後に私はお気に入りのデザートをいただくことにしました。それはベビーカステラ!この小さく丸いお菓子は一口スポンジケーキのような温かいスナックで、毎年お祭りを締めくくるのに最高のデザートなのです。 ケリー