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六本木ヒルズのヒミツ探検ツアー
January 12, 2016
東京にいる人なら誰もが知る六本木ヒルズ。おそらくほとんどの方がその特徴(200軒もの店舗やレストラン、オフィス、高級レジデンス、映画館、美術館などがあるということ)も大まかにはご存知だと思います。でも、この巨大な複合施設の運営の舞台裏について考えてみたことはあまりないのではないでしょうか。実は先日、ヒルズの裏側を垣間見ることができるツアーに参加してきました。
「ヒルズ街育プロジェクト」は、森ビルの街づくりのさまざまな側面を学んでもらうため、ヒルズの舞台裏を一般の方に公開するというもの。私が参加したツアーは、森ビルの街づくりの三つのテーマ「安全」「環境」「文化」に沿ったもので、この類のツアーでは初めて全編英語にて開催されました。
ツアーの幕開けは都市模型が置かれている森タワーの高層階。東京、ニューヨーク、上海を1/1000の大きさで精巧に表現した都市模型からは、三都市の類似点や違いがよくわかります。東京の模型は数年前にも見たことがあったのですが、街の発展に合わせて模型も拡大されていることにはびっくり。私が前回見たときから更新されていたのは、東京スカイツリーや、拡張された羽田空港などです。
次に巡ったのは六本木ヒルズの防災センター。この街のスムーズな運営の裏側でどのようなことが行われているか、イメージを掴むことができたので、私にとってはここがツアーの中で一番興味深かったです。防災センターでは、地震早期警報システムや、施設内のエレベーターなどを管理するだけでなく、1,000台にも及ぶ防犯カメラ映像を常に監視しているそうです。ここまで徹底的に管理されていると知り、六本木ヒルズを訪れる安心感が一層増しました。
最終地点は、通常一般非公開となっている「ヒミツ」の屋上庭園。この日は美しい秋の日で、木の葉が色づきかけており、さらに遠くの富士山まで見渡すことができ幸運でした。
ケリー