October 27, 2009

東京を代表するクリエイティブ レジデンス

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表参道に並ぶ美しいケヤキ並木は、夏の強い日差しを遮り、冬には暖かく柔らかい光を生み出してくれます

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アイデアと刺激が必要になったら、階下のショップやレストランへ

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ゼルコバテラスはまるで真っ白なキャンバスのよう

表参道・原宿エリアは、あらゆる創作活動の中心地として多くの人々に愛されてきました。第二次世界大戦後は、いくつかの集合住宅に多くのデザイナー・編集者・写真家・クリエイティブディレクターなどが集まり、日々の生活を共にしていました。こういった集合住宅の中でも最も有名なのが、原宿のセントラルアパートと表参道の同潤会青山アパート。どちらももう存在しませんが、この地域のクリエイティブ精神は、同潤会アパートの生まれ変わりである表参道ヒルズの中に今も生き続けています。

先日、表参道ヒルズのレジデンス「ゼルコバテラス」を訪問しました。一歩足を踏み入れた瞬間、多くのクリエイターがここを住みかやアトリエとして選ぶ理由がわかりました。表参道という素晴らしい立地で、あらゆるトレンドの中心に居続けられるという魅力は当然ですが、レジデンスの中は周囲の慌しい喧騒から解き放たれ、驚くほどの静けさの中で、落ち着いて創作活動ができる素晴らしい環境なのです。

表参道に並ぶ美しいケヤキ並木は、夏の強い日差しを遮り、冬には暖かく柔らかい光を生み出してくれます。これが表参道特有の落ち着きと気品の秘密です。窓をあければ南側には自動車や歩行者の賑わいがあり、北側には神宮前小学校と神宮前インターナショナルスクールの子供たちの声が響きます。

しかし、いったん窓を閉めれば、これら全てが嘘のように聞こえなくなり、別世界へと入っていきます。そして、執筆、デザイン、その他の創作活動に最適な空間が現れるのです。アイデアを求め、街の刺激が必要になったら、階下にある多くのショップ、カフェ、レストランに足を運べばよいのです。

建築的側面においても、この建物はとても興味深いものです。著名な建築家である安藤忠雄さんの設計により、この巨大な構造物は脈々と流れる地下水の上に浮いているのです!そして、地下水に流されてしまわないように、182本の永久アンカー、つまり、無数の錨を岩盤に打ちんで建物を支えているのです。一方で、最新の免振構造も採用されており、地震の揺れを5分の1程度まで軽減するそうです。

ゼルコバテラスはまるで真っ白なキャンバスのよう。白い壁と暖かいフローリングの床が、アイデアの母屋ともいうべき空間を演出し、居住者は自らの色で自分らしいライフスタイルを創り上げることができます。

ここは東京のクリエイティブセンターとして、過去から現在、そして未来に向かって止まることなく進み続けているのです。

ケリー