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MORI LIVING Diary
アンダーズ サロンでクリエイティブなひとときを
September 29, 2016
インスピレーションが必要な時ってありますよね。アンダーズ サロンのイベントが目指すのは、そんなインスピレーションを与える場。虎ノ門ヒルズにあるアンダーズ 東京では毎年、多くのサロンイベントを開催しています。そのどれもが参加者の興味をかき立てるもので、刺激的。私も先日、水墨画家である土屋秋恆氏のトークセッションと実演に足を運んできました。
土屋氏は日本の伝統的な水墨画の流派である南北水墨画の師範。古典的な教育を受けながら自身の芸術を、クラブや高級ファッションブティックなど(水墨画のイメージがあまりない)意外な場所で展開することによって、「クール」で「新鮮」なものにしたいと語ります。また、数々の有名インターナショナルブランドとコラボレーションしている土屋氏は、これまでは取り上げられてこなかった題材を水墨画の画法で描くこともあります。例えばあの有名な革命家「チェ・ゲバラ」の顔をモチーフに花で描いた作品や、頭蓋骨の中に静寂な川や滝を描いた作品など。
土屋氏は「自分は常にインスピレーションを待っている。」と話していましたが、このイベントに参加した私たちは「インスピレーションを待つ」必要はありませんでした。なぜなら質疑応答の後、その日のハイライトである実演を見たからです。墨と水だけでこんなにリアルで立体的な絵を描けるなんて本当に感動的で、その場にいた誰もがまさにインスピレーションを受けたのでした!
ケリー