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MORI LIVINGが居住者向けの地震への備えを強化
September 18, 2014
森ビルの建物に取り入れられている最先端の耐震設計や、非常用発電機・非常災害用井戸といった災害への用意については過去にもこのブログで取り上げたことがありますが、MORI LIVINGでは今年、居住者の皆さんの災害への備えをさらに強化するべく、これまで入居時に全戸配布していたエマージェンシーキットを改良し、交換を行いました。そして、この度このキットを使用した訓練が行われました。
先日の夕方、東京で大地震が起きた場合を想定し、被災状況を体験する居住者参加型イベントが六本木ヒルズレジデンスのスカイラウンジで開催されました。参加者は、小人数のグループに分かれて様々なコーナーを回り、各コーナーではスタッフによるエマージェンシーキットを使ったデモンストレーションが行われました。大地震が起きた時、どのようなインフラが、どの程度の期間影響を受けるのかという説明は特に参考になりました。また、六本木ヒルズでは、二重のバックアップのおかげで電力が影響を受ける恐れはないと知り安心。水の供給が数カ月に渡って途絶えたとしても、地震直後の数日~数週間後から、水にありつけるよう様々な対策が施されているそうです。
改良されたエマージェンシーキットには、LEDランタン、懐中電灯、折りたたみ式の水タンク、簡易トイレなどの便利なアイテムが詰まっています。中には、自分では用意することを思いつきもしなかったグッズ―大判のボディ用ウェットタオルや、ドライシャンプーなど―もありました。これで水が使えない時にも体を清潔に保つことができ、震災後も安心した生活が送れるはず。キットは、防水加工が施された頑丈なバックパックに入った状態で居住者に配布されます。このバックパック自体も、20リットルまでの水を運ぶ際に使用できるそうです。よく考えられていますね。我が家の震災キットにもこのアイディアを取り入れてみようと思います。
ケリー