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六本木ヒルズのアートを巡るツアー
July 25, 2013
六本木・麻布エリアに住んで10年、2009年からはMORI LIVING Diaryの記事も書くようになり、六本木ヒルズ周辺は何度となく散策してきました。
六本木ヒルズの街中にちりばめられたパブリックアートも、いつも楽しく鑑賞しています。でも、一つひとつの作品の背景については、実は今までほとんど知りませんでした。
それが先週土曜日の朝をきっかけに、少しだけ変わりました。ヒルズ街育プロジェクトがMORI LIVING居住者向けに開催した、六本木ヒルズのアートを巡るツアーに参加してきました。
六本木ヒルズの象徴とも言える巨大なクモの彫刻「ママン」。アーティストであるルイーズ・ブルジョアが自身の母親からインスパイヤされて誕生した作品だということ、ご存知でしたか?イザ・ゲンツケン作の大きな薔薇の彫刻は、なんと高さ8メートル、200キロもの鋼鉄で出来ているそうです。
中でも特に良かったのは、毛利庭園の池に設置された「Kin no Kokoro」の周りを歩いて回ったこと。金色にきらめくハート型のこのオブジェは、ジャン=ミシェル・オトニエルというアーティストが今年、六本木ヒルズ森美術館10周年を記念して作った作品。見る角度によってその形が変化し、見る人を楽しませてくれます。
ツアーでは森美術館も訪れ、9/1まで開催中の「LOVE展:アートにみる愛のかたち:シャガールから草間 彌生、初音ミクまで」を案内して頂きました。この展覧会のテーマは、「LOVE」。デミアン・ハースト、ジェフ・クーンズ、ロバート・インディアナ、オーギュスト・ロダン、マルク・シャガール、草間彌生といったアーティストの作品を通してさまざまな「愛」の姿やかたちを探ります。
エデュケーターの白濱恵里子さんのお話は興味深いのはもちろん、大変面白く、お子さんたちもとても楽しんでいる様子でした。私もまたぜひ参加して、色々と勉強できたらと思います。
ケリー