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MORI LIVING Diary
制振構造で地震の揺れを緩和
May 17, 2011
地震が珍しくない日本では、マンションやオフィスといった建物の構造的な安全性は誰もが気になるポイントです。そして、日本の建造物は最先端の技術を駆使した世界でもトップクラスの安全性を備えていることが知られています。
日本のビル建造物には、揺れに備えた安全対策として最低限の耐震技術が適用されています。耐震構造の建設技術も日進月歩をとげており、ほとんどのビルは、どんな地震が起きても倒壊する心配はありません。昨今のビル建設にはこういった耐震構造が当たり前ですが、とりわけ揺れに強い補強技術が適用されているビルもあります。そして、MORI LIVINGの住宅もその一つなのです。
森ビルでは、揺れを緩和する制振構造の技術が採用されている住宅があります。全階にわたって使用されている制振壁は、地震の揺れを直ちに抑制する働きをします。例えば、六本木ヒルズのレジデンスBとCには、 それぞれに300以上の制振壁が設置されています。ビルの揺れを緩和することで、家具の転倒などの二次災害を防ぐ仕組みになっています。
先日、森ビルの構造設計部の岡部和正さんにお会いし、六本木ヒルズレジデンスタワーBとCの制振壁を見せていただくという興味深い体験をしました。実際に拝見してみると、大地震が来ても対応できる最先端の技術に、改めて感心しました。
ケリー